3月の祝日


St.Patrick's Day (3月17日)

   セントパトリックはアイルランドにキリスト教を布教した宣教師で後に偉大な司教となり、493年3月17日に亡くなりました。多くのアイルランド人がアメリカに渡ってきた際にアイルランドの祝日を持ち込んだのがアメリカの祝日となった始まりです。しかし、アメリカではアイルランド人でない人もセントパトリックスデーを祝います。街ではパレードがあり、バグパイプによるアイルランド音楽の演奏やアイルランドのダンスなどの光景が見られます。
   セントパトリックスデーには緑一色になります。みんな緑色のついたものを着たり、緑色で飾られたケーキやクッキーを作ったりしているようです。この日の特別料理としては、コーンビーフとキャベツ、そしてアイリッシュシチュー(ラム肉、玉ねぎそしてジャガイモを煮込んだもの)というものがあるそうです。
   セントパトリックスデーのシンボルで有名なのは三つ葉のクローバー(シャムロック)で、この時期になるとあちこちの家でシャムロックのステッカーを窓に貼ったりしていています。セントパトリックがキリスト教の教え(神、父、子、三身一体)をアイルランド人にわかりやすく教えるのにシャムロックを使ったと言われています。ほかに、木の杖(シャラリー)や小人達(レプレカーンス)もシンボルのようです。
   セントパトリックスデーは祝日ですが学校、銀行、郵便局等は通常通りです。

アメリカの祝日